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本当に良く眠れます!!」とよく言っていただいています。
でも「治療後」と言うよりも、大抵の方は治療中に・・・ 私は『身体呼吸療法』と言う治療方法を使っています(身体呼吸療法の詳しい説明はまた後日に…) この療法は頭蓋オステオパシーから発展したのですが、今私の頭蓋調整のほとんどはこの方法を取っています。 身体呼吸療法をもう3年以上やっていると、眠りに入る瞬間が分かるようになります。 この感覚が得られてくると、意図的に眠りへ持っていくこともそれなりにできるようになってきました。 初診時は皆様「何をされるのだろ・・・」とか不安で目をぎょろぎょろされているのですが、20分もすると・・・zzz この眠りに落ちる作用は「身体が緩む」と言う事が最も大きいのだと思いますが、他にも何点かあります。 その1つに実は。『体力を消費している』と言う事があると思います 「えっ!?治療を受けてるのに、体力を消費させられているの??」 と、言われそうですが、実はそれもあると思っています。 オステオパシーの多くはインヒアレントフォースを使用或いは活性化させます。 インヒアレントフォース日本語にすると『内在力』すなわち、「内側の力」ですね。 インダイレクトテクニックと言う方法を用いる時はもろにこの『内在力』に働きかけます。 オステオパシーの治療を受けた事のない方には想像する事も難しいかもしれませんが、インダイレクトテクニックで用いる力はほんの僅かです(例外もあります) 時には触れるか触れないかと言うような事もあります。 「本当にそんな弱い力で治療できるの?」と思われるかもしれませんが、人がどんなにバキバキやろうとも、所詮数十Kg。 しかし、人間の中に持つ圧力(内圧)は数百Kg~㌧。。。 その内なる力の数パーセントでも治療の力に使えたら…言わずもがななのです。 「でも、そんなことホントに出来んの?」と言われると、 『できます』としか言えません。。。こういった感覚的なことを説明すると言う事はほぼ無理でしょうから「オステオパシー習って下さい」としか言いようがないです・・・ 話がまた長くなりましたが、外からは弱く感じる圧力でも、身体内部の力を利用する時、手技にもよるのですが、患者さんの体力を奪っているように感じる時があります。 できるだけそういった方法は取らないほうが良いのかもしれませんが、あまりにも交感神経優位にある方などは一度へたらして、眠りへと落としてあげたほうがいいこともあると思っています。 でも、あんまりやり過ぎてしまうと、2,3日けだるくなってしまうんですよね。。。 「あっ、こっちも、あっちも・・・」といった治療家の性でついついしてしまう「治療のし過ぎ」には気をつけないとぉ…ですが、この「引き時」が一番難しいのでございます。。。
by KARADA-OTAKU
| 2007-08-04 00:07
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