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その1の続きです。
フラットバック(平背)、ストレートバック症候群になる主な要因を考えてみました。 ①生まれつきの問題 生得的、先天的と言われる問題で、基本的にはどうにもならないものとされています。 オステオパシー的には出生時外傷(バーストラウマ)やその他のエネルギー医学等(ホメオパシーやアントロポゾフィー医学など)ではカルマなども要因とされるようですが、私如きでは今のところ分かりません。 オステオパシーで頭蓋領域のオステオパシー(クラニアル・オステオパシー)と言う分野は非常に有名です。 分娩時に胎児にかかる頭部への圧力やそれによって生じ得るであろう頭部の障害も非常に研究されています。 側彎症などでは明らかに脊椎のカーブと頭部の歪みは相関しています。 ②早期の歩行等の乳幼児期の環境 クロスパターニング(交差性運動)などと言う難しいですが、赤ちゃんの「ハイハイ」のことです。 いのちの輝きにもありますが、脳の発達に非常に影響を与え、背骨や筋肉の正常な発達にも影響があります。 系統発生の観点からハイハイを捉えていると爬虫類期当たるといった考えを持たれている研究者も多くおられ、早期の歩行を促したり、歩行器を用いないことを強く推奨されています。 ③交通事故やスポーツでの強い衝撃 オステオパシーでは外傷ベクトルやストレイン、エネルギーシスト(エネルギー嚢)といった概念が存在しています。 交通事故は勿論、高いところから落下したり、こけてどこかを打ったり、ラグビーや格闘技などでの度重なる衝撃は身体に蓄積(エネルギーシスト)されたり、正常な運動軸を乱したり、誤った軸(外傷ベクトル)を作ったりすると言う考え方があります。 ④仕事のし過ぎ 肉体労働での筋肉の疲労や損傷、長時間のデスクワークでの目の疲労などは交感神経系の活動を高めます。 交感神経には様々な働きがありますが、過度に働くと内臓機能の低下や筋肉の緊張を起こします。 ⑤胸を張った姿勢 「姿勢を正しくして下さい」 と言えば、誰しもが胸をパッと張られます。 テレビでも雑誌でもお医者さんも健康運動指導士も治療家もそのように指導するのだから仕方ありませんが、私からすると猫背よりも軍隊姿勢の方が身体に対するダメージは大きいように思います。 イメージと言うのは怖いもので、「それが正しいものだ」と言う認識はなかなか覆せるものではなく、強力にその人を形作ります。 「正しさ」を外部であるテレビや雑誌に求めるのではなく、自信の「楽さ」を指標にすることが良い姿勢へのヒントだと思います。 久しぶりにちゃんとしたことを書くのはホント疲れますね・・・ 続きは次回に・・・
by karada-otaku
| 2010-03-03 21:41
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