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「何を今更」なんですが、、、
最近、ダンサーや骨折後外傷、腰椎ヘルニア手術後の方を立て続けに見させていただいたき、両下肢、足底の左右差や両足趾の捻れを解消するだけで、大きく症状を改善することで、漸くこの「感覚系」を治療する意味が実感として分かりだして来たように思います。 ダンサーの方々はさすがに身体感覚が良いせいか、両足底の左右差、下肢隔膜の同調であったり、呼吸運動の左右差を均等にしているだけなのですが、行ったあとに立っていただくだけで、感嘆の声をあげられます。 「何をされたんですか!?!?」と、、驚かれると、やった本人もここまで感覚が変わったのを実感していただけると、微妙な治療を行っているだけに、自信に繋がるものです。 下肢の骨折やヘルニアによって、代償や疼痛回避姿勢を取られていると、当然下肢の左右差や水平面上の重心線に大きな左右差が生じます。 骨折当初は構造上の脆弱さを補う為だったものも、時間が経つにつれその姿勢自体が痛みの原因になってきます。 骨折自体、整形外科学的に治っていても、そう言った感覚にずれが生じているともとの姿勢を取ることができない。 オステオパシー的には骨膜の不全を正す事も重視しますが、左右均等な感覚を戻してあげる事も重要です。 構造を正すばかりを重視していても、患者さんの実感として変化を出さないと、その先に繋がっていかない事も多く、難しいものです。 自身が感じている感覚である左右差の解消(隔膜、呼吸、軸感)が相手も同様に認識していただけると、やってる側としてもファンタスティックなものなんだなと、、、 教えていただいて、頭で理解していてもやはり臨床で結果がて、実感として本当の意味で理解していなかったのだと、本当に今更ながら・・・(汗) 上記の経験で、思い出したのですが、4、5年前にアレキサンダーテクニークの先生にレッスンをしていただいていたのですが、まさにあれは感覚系に対してのアプローチでした。 私が受けていた先生が天才的な人だったのかもしれませんが、見ただけで手足の捻れや空間認識の歪みを言い当てられ、それを極軽いタッチと言葉(認知)で変化させられました。 またまた今更ながら、何をされていたのかが分かり、驚いております。 足趾の捻れ〜距腿関節の捻れが大腰筋〜大隔膜を通じて頭蓋にまで影響を与えいるいうことも、実感できてこそ、本当に分かったと言う感覚に繋がる。。。 実感として分かれば、患者さんが変化するのは至極当然なんですが、、、疑い深いと言いますか、自身の感覚に自信がないのか、良くなったと言われても何だか納得できないでいました・・・ 昔、大和整体で足趾の調整を習いましたが、今更ながら教えられた意味を理解できるようになったと思います。 身体のイメージがない、曖昧な為に部分としてのテクニックに終わっていたのですね。。 足趾から全身を変えることができるのですから、当然、逆も然りと考え、ルーチンの中にどうにか溶込ませようと午前中は施術に当たりました。 ルーチン後に足底面の接地感覚が変わるのは重力線が変化するのですから当たり前なのですが、大腰筋〜下肢の捻れ〜足底面への軸感を意識して調整するだけで、効果や実感に違いがあるのではないかと・・・ま、この辺は自己満足なんですが、こう言った自己満足こそ治療の面白さだとも思うので、密かに楽しんでおります。。。 動作の感覚が、姿形...構造として、現れている。 考えてみれば、当たり前のことなのですが、、、 教えていただいて何年、何ヶ月も経って漸くその意味の端っこを実感できている始末です。。。 本来、感覚を伝えると言う事は無理なことなのですが、それをされるってのは凄い事です。 でも、その伝えていただいた感覚を自身の中で実感するのは各自の努力次第・・・ 教えていただいている先生方の偉大さと気の長さに感謝せねば、、、
by karada-otaku
| 2009-04-24 14:15
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