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身体オタクのつれづれに,日記 京都|整体院


開業を機にブログ始めたオタクです。
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「赤ちゃんにおむつはいらない」三砂ちづる編著 その1


私の本棚を見て、

「読書がお好きなんですね」

と、本を頂くことがあるのですが、

(あれは半分はコレクションなんで・・・)

なんて言えず、、、(苦笑)



少し前に来られている助産士の方から、

「赤ちゃんにおむつはいらない」
「赤ちゃんにおむつはいらない」三砂ちづる編著 その1_d0119359_17524697.jpg


と言う本を頂きました。

代表編著である三砂ちづるさんの講演に参加された際にサイン入りの物を頂きました040.gif
「赤ちゃんにおむつはいらない」三砂ちづる編著 その1_d0119359_1805936.jpg


おむつに関しての世代における変化や他国との比較文化学的な考察などを踏まえて、表題を考察していき、非常に興味深い内容です。

様々な調査をされた内容も載っていますが、小難しい内容ではなく、帯にある内田樹さんの言葉通り読んでいると、

「もう一度子育てをしてみたくなる本」

だと感じました。

楽しさだけでないく、子育ての大変さも勿論書かれているのですが、それ以上に何か子育てに対して期待させられる物が伝わって来ます。
とは言え、経験の無い私には想像するだけですが、、、


序章でEBM「科学的根拠に基づく医療」

についての本来の意義が書かれていました。

EBMは自己治癒能力を重んじた疫学者イギリス人のアーチ・コクランによって提唱された言葉だそうで、コクランは
「本来何もしなくても、人間には回復能力があるのだから、何か手を出す時には、十分な証拠が無ければならない」とした。

この発想がEBMの根底だそうです。

「科学的根拠」というものは、「医療介入」に対して「本当に効果があるかどうか」と言う事を示す為に調査を通じて探索していくものである。つまり、人間が元々持っている力を活かす為には、効果のない医療介入は無益どころか、有害である。何故なら不要な医療介入をする事により、人間が元々持っていた力を出せなくなるからである。

であるからして、

そもそも「科学的根拠」というものは、このように、本来人間が持っている力を活かす為に、「不要な医療介入」を牽制する為に使われる物であり、「昔から人間が習慣的にやって来た事」の効果があるかどうかをいちいち検証する為のに使う物ではない。

とありました。

この言葉の定義自体を深く考えた事も無く、ルーツも知らず、この本で初めて知ったのですが、確かに、最近のこのEBMの言葉の使用を見ていると、どこか本質とかけ外れたところで専門家によっていいように使われている事も多く見受けられるのではないかと思います。

かく言う私も久しぶりにブログに簡単な読書感想でも書こうとして、書いているうちに最初書こうとしていた事とは違う分かり難いことを書いてしまって、、、相変わらずでございます。

明日にでも要約した感想を書けたらと思います。。。

by karada-otaku | 2009-10-28 19:42 | 読書
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