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ドケルバン病とは親指をそらした時に出来る凹み(嗅ぎ煙草窩)を中心に腱が炎症を起こしてしまう病気です。 はっきり言って、苦手意識のある障害なのですが、ここ最近数名程来られています 何故苦手かと言うと、治療した直後は緩解するのですが、どうしても使用頻度の多い親指の障害ですから、3日〜1週間ぐらいでほぼ症状が戻ってきてします。。。 「やってもらうと楽にはなるんですけどね〜」と、この症状で今まで見させていただいた方には決まり文句のように言われてきました 自分自身もクライミングで指を痛めた経験があるので、その辛さはよくわかるのですが、実体験しているからこそ治癒の難しさも知っています。 ハッキリ言ってしまうと、使わなければ良くなっていくのです。 とは言え、登らなければ治まると分かっていても、それが抑えられるのなら苦労しない訳です。 クライミングは業ではなく趣味ですから、止めたとして生活して行けなくなる訳ではありません。 しかし、来られている方は仕事で悪くなってしまって来られる。 だから、止めたくても辞める訳にはいかない。。。 パソコン作業、おそば屋さん、主婦業+パート・・・ テーピング、サポーターや添え木、ステロイド注射、そして最後は手術・・・といった経過を辿ります。 治療としては上肢の連動を改善するようにしたり、可動性の減少している手根骨に動きを付けたりする事も重要ですが、ドケルバン症は妊娠中に頻出する事でも知られ、そう言った側面から見ると炎症が引かなくなるカラダの循環にも問題がある考えられます。 ですので、手首だけでなくやはり全身治療が必要だと考え、足先から頭まで治療して行きます。 とは言え、使い過ぎ障害(オーバーユース)ですから、日常生活でどのくらい改善したと感じるか?が勝負になります。 治療が仮に最善のものでも、症状の再発の可能性は十分に考えられます。 そうなるとどうしても、「治療がどのくらい持つ、持たない」といった次元の話になる為、やはり使い方へのアドバイスが重要になります。 また、使い方だけではなく、障害の発声する原因となる環境の改善も重要です。 パソコンやゲームのやり過ぎならば、イスの高さやアームレストの使用など。 そのほかの仕事場では変える事は難しいかもしれませんので、作業時の手首の使い方の指導も重要になります。 まま、様々なことを考慮しなければなりませんが、まずはその場楽になる感覚から改善に繋げていかねばならぬわと思う次第です
by karada-otaku
| 2009-08-21 20:25
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