人気ブログランキング | 話題のタグを見る

身体オタクのつれづれに,日記 京都|整体院


開業を機にブログ始めたオタクです。
by KARADA-OTAKU
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
治療室OQ(オク)のご案内。
ホームページはこちら

オステオパシーの治療に興味がおありの方は、ネームカードをご覧ください。
ネームカード内に治療室OQまでの道のりなど載せております。

2010年4月,5月お休み





カテゴリ
以前の記事
タグ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
フォロー中のブログ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

傾聴

オステオパシーを代表する診断方法に「傾聴」という手法があります。

偉大なオステオパス、ロリン・ベッカーD.O.によって提唱された診断法と言われ、オステオパシーの授業では主に内蔵マニュピレーションで学ぶ診断方法です。
立位で頭頂部と仙骨(お尻にある逆三角形の骨)に触れながら、ファシア(身体の膜性組織)の緊張や捻れを診ます。

実を申しますと恥ずかしながら私、正式にこの「傾聴」を習ったことがなく、以前の師が使っているのを診たり、聞いたりして、分からないなりに使っていました。

使っていると不思議なもので、何となく分かってくる時がやってきます。
と言っても、私が感じている多くはファシアとはまた別のものなのですが・・・

オステオパシーのテクニックや診断方法のほとんどが、感覚の世界ですので、教えられたから出来るものでもありませんから、大変です。。。


達人ともなるとこの傾聴で頭の先からつま先までの問題から、腫瘍の有無まで分かる方がいます。

あくまでも私の考えですが、上記の偉大な先生方でも「癌がある!!」と分かっている訳ではないのではと思います(中にはビジュアルで頭に浮かぶ人がいるのかもですが・・・)

人間には色々な流れがあり(体液や経絡上の気など・・・)それらを妨げる、内部の圧力や気の滞りなどを感じ、そこの部位に何らかの問題が生じているのだと推察しているのだと思うのです。

流れ=動きがあるのは生体だけであり、当然ながら死体にはない・・・当たり前のことでなんですが、結構大事なこと。。。

色々な達人の感覚を知ることも大事なのでしょうが、今得ている感覚を深めて行く方がもっと大事なことなのですが、どうしても目先のことに捕われてしまうのが人間・・・
小成は大成を・・・肝に銘じ、精進するのみですわ〜。。。

傾聴_d0119359_203234100.jpg


by KARADA-OTAKU | 2007-07-31 20:33 | オステオパシー
<< 食前の歯磨き!? 「目は口程に・・・手も口ほどに... >>