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その1の続きの感想と要約です。 第一章「おむつは育児の必需品?ーおむつと育児法の変遷」 では、3項に別れ ①高齢者が語るおむつはずしの経験 70代、80代、90代の三世代の育児におけるおむつに関しての聞き取り調査 ②おむつはずし記事の変遷 お母さん達が読む育児雑誌等に書かれるおむつ離れの方法、時期の変化について ③紙おむつの登場と「科学的」育児法 時代の変化に伴う育児雑誌の語り手の移り変わり ①②に関しては様々な理由(紙おむつの誕生、世代間の育児法の変遷)により、遅延していくおむつ離れ時期に付いて書かれていました。 私にとっては③が最も興味深く、昭和初期には「母親達自身の体験談」が主だったものが、戦後には「医学博士」が、近年、1970年〜は「心理学者」が主な記者として登場した経緯でした。 経験の無い私でも、よく耳にする「子育てにマニュアルはなし」と言う言葉がありますが、当たり前のことながら、育児と言うのはあまりにも多様な不確定要素だらけのものでしょうから、現場でのお母さんの生の経験談から、何かしらの学問的「権威」に頼る傾向になってしまったのだと思いました。 私達の世界でも「権威」「肩書き」と言うものはある意味恐ろしいもので、名前の前や後に色々と付いていると妄信的とまでは言わないまでも、かなりの信頼をその人物そのものよりも、その称号に対しておいてしまいます。 非常に取得するのが難しく、努力を要した上での称号も勿論ありますが、最終的に信頼できる、信頼すべきなのは自身の感覚だとは分かってはいるのですが、と、権威にめっぽう弱い私は思います(苦笑) 徒手医学と言うよりも医学そのものが、その1のEBM(Evidence Based Medicine)根拠に基づく医療を目指していても、結局のところArtな部分が占めるわけですから、EBM(Experience Based Medicine)経験に基づく医療、あるいはSBM(Sense Based Medicine)感覚に基づく医療・・・なんてね。。。 とは言いつつ、医学の祖ヒポクラテス様も「経験は欺く、判断は難しい」なんて言葉を残されているようですので、詰まるところバランスですね〜。。 その3に続く。。。
by karada-otaku
| 2009-10-30 21:54
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